応用医工学研究室

• ・音声想起時脳波のパターン認識への応用に関する研究
• ・特定用途向き専用回路の設計
• ・開発及び生体医工学分野への応用に関する研究
• ・生体信号計測システムと応用に関する研究

口には出さず「飲みたい」など単語を頭でイメージする「音声想起」を行うと，脳波に変化があります．音声想起は直感的にできるため，訓練の必要がありません．この変化を捉えることができるパターン認識に関する技術や，ブレインマシンインターフェース（BMI）の入力として応用について研究を行っています．

任意の論理回路を構築可能な電子部品であるFPGA（field-programmable gate array）を応用した特定用途向き専用回路の設計・開発や，生体医工学分野への応用に関する研究を行っています．ソフトウェアで行う計算を専用のハードウェアで実行できれば，リアルタイムに高度な機能が小型の機器で使用が期待できます．脳波の扱いに向いたAI専用の回路，確率共鳴現象に基づく回路，インピーダンス計測を行う回路等を研究しています．

生体信号計測システムとその応用として，電極を肌につける必要がない静電容量方式に基づく筋電図計測システムや，脳波に基づいて定量的に検査できる検査視野検査システムなどの研究を行っています．