Research
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新生児専用ECMO
ECMO(Extra Corporeal Membrane Oxygenation)とは、人工肺を用いた長期体外循環による呼吸補助を行うことにより、
生体肺を休ませ肺の回復を待つ治療法です。現在の臨床では、新生児専用ECMOがなく、回路の血液充填量が大きいため、
多くの輸血が必要となり、感染症の危険が増大します。 そこで本研究では、小型の新生児専用ECMO装置を開発する事を目的としています。
新生児専用ECMOの開発
- 新生児用人口肺の設計
- 血液充填量・圧力損失の少ない人口肺を目指す
- 東北大との人工胎盤用人工肺の設計
- 心ポンプに適当な圧損のある人工肺
- 人工肺の並列化も検討
- 新生児用EVMOの設計・開発
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ECMO回路の血液充填量100mL(人工肺を除く)を目指す
(新生児の全血液量は約250mLほどである) - マイコンによる脱血圧・送血圧に基づいた流量制御、及び温度制御を行うことで、新生児に優しい機構を目指す
- 膜評価回路(逆ECMO)の作製



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